理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が集うリハビリ情報サイト

PT-OT-ST.NET

学会研修会

New オフライン(対面)
2024.04.25掲載

CRS ハンズオンセミナー「脳卒中治療コース」全3回

全3回のコースで脳卒中後遺症者における質の高い徒手的治療の習得を目指す

皆様こんにちは。
弓永 久哲(ゆみなが ひさのり)です。
このたび、5月、8月、12月と3回シリーズで「脳血管障害後遺症者への徒手的治療 ~私の考える原理原則~」というテーマでさせていただくことになりました。

今、脳血管障害後遺症者に対する治療は、急性期、回復期、生活期の回復段階で分けられ、各フェーズで、手術、薬剤、物理療法、運動療法など様々なものが行われています。さらには、TMS療法(経頭蓋磁気刺激療法)やロボットによる介入も格段に増えつつあり、徒手ではなく機器を用いて、量を求める、エビデンス重視の傾向がより一層強まっているといえます。そのような医療情勢の中で、私達、徒手的治療者は、どのようにして、自分達のアイデンティティーを持ち続けることができるのでしょうか。

以前、脳血管障害は、癌、心筋梗塞、に続き死因の第3位でしたが、今は肺炎に次4位で死亡者数は減少しているかのような印象を受けます。しかし医療の高度化に伴い助かるケースが増えた結果、実際には患者数は増加し、多くの人が後遺症で苦しまれているというのが現状でしょう。このことから、脳血管障害後遺症者は、急性期から生活期までのあらゆるフェーズで遭遇することが多く、一人の対象者に対し、複数人の術者が関わっているといえると思います。今ほど、一人の対象者に対し複数人が治療介入する時代は無かったのではないでしょうか。今の時代だからこそ、私達徒手的治療者は、質の高い治療技術を持ち合わせておくことが必須ではないかと私は考えています。

そこで、本セミナーは、3回のシリーズを通じて、脳血管障害後遺症者に対する質の高い徒手的治療の方法を実践や理論を通じて習得することを目的としています。

5月の1回目は、脳血管障害後遺症者の疾患の理解と後遺症に対すると治療展開と理論的背景

8月の2回目は、脳血管障害後遺症者の上肢・体幹の機能的理論と治療技術

12月の3回目は、脳血管障害後遺症者の下肢・体幹の機能的理論と治療技術

脳血管障害後遺症者に対して日頃より治療に携わっている先生方、是非ともご参加いただき、効果の出せる、信頼される術者になっていただければと思います。
皆様、奮ってご参加ください。

セミナー内容
1.脳血管障害とはどんな疾患か
2.人間の動きのメカニズム
3.筋緊張とはなにか
4.筋力とは
5.徒手的治療の原理原則
6.神経を理解する
7.循環を理解する
8.アライメントを考える

管理No:91723閲覧回数:333回この情報を印刷する

研修会詳細

主催
Conditioning Room-S
開催日時
1日目:2024年5月19日(日)
2日目:2024年8月4日(日)
3日目:2024年12月15日(日)
受付9時40分開始
10:00~16:00(途中昼休憩1時間含む)
開催地
〒558-0011 大阪府大阪市住吉区苅田9-5-27苅田土地改良記念会館 展示室
https://karita-kinenkaikan.com/facility-2/
講師
弓永 久哲先生 / 関西医療学園専門学校 臨床教育部長
費用
全3回まとめて21,000円
各8,000円
定員
40名
対象
クライアントに関わる全ての職種
ホームページ
https://note.com/conditioningroom/n/na6edc57268ef

お問い合わせ・お申し込み

主催団体

全登録研修会を見る

過去の研修会

2024.02.17(大阪府)
CRS ハンズオンセミナー「total Conditioningの実践」
このセミナー情報をシェアする

カレンダー

<< 2024年 5月 >>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

印が実施日です。

近日開催オンラインセミナー

もっと見る 省略する

情報提供

このセミナーを見た人はこんなセミナーも見ています

ページ上部へ戻る